株で負けないためのリスク管理

「株で資産を何倍にも大きくしたい」
株式投資をはじめるときは誰しもそんな思いでスタートします。

しかし、現実には株を投資目的で購入している人のうち、
実際に安定した運用益を得ている人の割合は全体の10%程度と言われています。
これは株で利益を出し続けることが、いかに難しいかを表したデータと言えます。

では、買ったときより値上がりすることを期待して買った株の株価が、
少しでも上昇する確率はそんなに低いものかと言えば、そんなことはありません。
株価というのは上がり続けることもなければ、下がり続けることもありません。
常に上下を繰り返しながら推移する性質を持っているので、
殆どのケースで一度は買った時の株価より高くなるときがあるはずなのです。

そこで問題になるのが「売るタイミング」となります。
少しでも利益が出ているときに売れば損をすることはないのですが。
最初にも書いたように株をはじめるときは「儲けたい」という思いで始めるものです。そのため少しぐらいの利益では満足できず、さらに株価が上がることを夢見てしまうのです。

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●逆指値を使えば機械的なリスク管理ができる

株価は日々上下を繰り返すものですが、ときに一定方向へ進み続ける場合があります。例えば会社から悪い内容の発表が出た場合や、円安や円高など、その会社にとって悪材料になる外部要因などです。
これらが株価に影響を及ぼすと小刻みに上下していた株価が一転して下降し続け、
次に上昇しだすまで何年も株価が低迷することがあります。

こうなってしまうと売っても損失が確定するだけなので売ることができず、
含み損を抱えた株を持ち続けてしまう「塩漬け株」の状態に陥ってしまうのです。
塩漬け株を持ち続けても資産が減るものではないのですが、
資金が動かせないので新たに買いたい株が見つかっても投資できないデメリットがあります。

この状態を防ぐためには株価が一定額まで下がったら売ってしまう勇気が必要ですが、損を覚悟で株を売るのは投資に慣れている人でも難しいもの。そこで活用したいのが「逆指値注文」を使った機械的な損切り方法です。

逆指値注文は名前に逆とあるように、通常の指値と逆の条件で執行します。
指値の場合は今の株価より高くなったところを指定して注文を出しますが、
逆指値では今の株価をより安くなったところを指定します。
これにより「今より50円値下がりしたら自動的に売る」というような機械的な損切りが可能になります。

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●注文方法の豊富さならSBI証券

逆指値注文は証券会社によって取扱いの有無があるので事前に確認が必要です。
注文方法が豊富だという観点で選ぶならSBI証券・マネックス証券・カブドットコム証券あたりでしょうか。
株初心者が証券会社を選ぶときは「安ければいい」と手数料のみ比較しがちですが、
実際に重要なのは、このようにリスク管理がしっかりできる環境が整っているかどうかです。

例えば初心者でも扱えるように工夫がしてある使いやすいツール類の提供や、
逆指値をはじめとするリスク管理に使える多彩な注文方法などです。
これらが充実していることは手数料の安さなど比べ物にならないほど重要です。
なぜなら株で損失が出た場合は手数料の差額なんて一瞬で飛んでしまうほど大きいからです。

このような点を考慮するならネット証券ではSBI証券が一歩リードしています。
注文方法の豊富さはもちろん、初心者が学びながら投資できるコンテンツが豊富で、
なによりツール類は高機能なのに初心者でも使いやすくなっています。
ネット証券で口座開設数がトップクラスのSBI証券なら、
利用者が多いのでネット上でユーザーの口コミが確認できるのもメリットではないでしょうか。

参考サイト:SBI証券

●分散投資でさらにリスクを減らす

株式投資というものは、どんな銘柄であっても、値下がりのリスクがあります。
もし仮に、まとまった余裕資金があったとしても、それを一つの銘柄につぎ込むことは避けたほうがいいでしょう。

分散投資という言葉もあります。いくら余裕資金であっても、いくつかの銘柄に分けて投資したほうが安心です。分散投資を行えば、ある銘柄の株価が大きく下がってしまっても、他の銘柄によって、その損失をカバーすることも可能です。
年間を通して利益が出ている人は、こういったことを上手に利用しているのです。

また、利益を出せる人は、売却のタイミングについてもよく研究していることが多いです。もっと値上がりするかもしれないと考えて所有し続けていると、大きく値下がりしてしまい、後悔することもあります。複数の銘柄を購入したら、それに安心してしまうのではなく、個々の株価の動きについて、よく研究することも必要でしょう。

ただ、株式投資においては事態が思わぬ方向に動いてしまうことも多いですが、
分散投資を行っていれば他の銘柄でカバーできる可能性が高いくなります。

初心者でもできる株で負けないためのリスク対策